古い作品はネタバレしているものもあります、ご了承ください。
本作は、今までの作風とはがらりと変わった、作者の新境地ともいえるべき作品。 なんといってもタイトルが、「僕らはみんな死んでいる♪」。 このタイトルを聞いてわくわくする人にこそ、読んで欲し...[続きを読む]
「ヒロイン失格」は、別マで連載していた幸田もも子先生の作品。 この作品は「自虐コメディ」のキャッチフレーズの通り、ヒロインの痛さっぷりが笑える学園ラブコメだ。 女子高生はとりは、...[続きを読む]
性欲旺盛な男と違って、女はあくまで求められるもの。Hなことなんて考えてません! なんてのが主流だった少女漫画界で、「いやいや、女子だって実はそっちの方に興味津々なのよ」と、少女の性に対する...[続きを読む]
少コミの看板作家でもあったミステリー&ホラーの名手・篠原千絵。先が読めない展開の早さで一気に読ませ、読者をストーリーにぐいぐい引き込む力量を持った漫画家です。彼女の作品には、日常の中の恋のときめき、な...[続きを読む]
親の都合で年の近い男の子と同居生活…少女漫画では人気のあるジャンルのひとつ同居もの。なかでも有名なのが、渉クンこと吉住渉の代表作「ママレード・ボーイ」、90年代りぼん読者の思い出の漫画です。 同...[続きを読む]
いくえみ綾の最高傑作との呼び声も高い「潔く柔く」は、一人の少年の死から始まる群像劇です。 高校で出会ったハルタ・真山・カンナ・麻美は、いつでも一緒の仲良し男女四人組。しかしハルタ...[続きを読む]
1999年に連載が始まりちょっとした社会現象にもなった矢沢あいの大ヒット漫画「NANA」は、同じ”ナナ”という名前を持つ2人の少女の...[続きを読む]
作者のきら先生はこの作品がデビュー作でしかも連載当初はまだ高校を卒業したばかりだと聞いて、本当に驚いた。「まっすぐにいこう。」はまるでベテランのような面白さだった。 どうしてこんなに素敵な漫画が描け...[続きを読む]
80年代後半、世間は「矢追純一UFOスペシャル」「ノストラダムスの1999年滅亡予言」といったオカルトブームまっただ中。「ぼくの地球を守って」通称ぼくたまは、1987年に花とゆめで連載が開始...[続きを読む]
あさぎり夕といえば、80年~90年代にかけて「なかよし」の第一線で活躍していた漫画家で、今30代の元なかよし読者なら彼女の名前は必ず知っているでしょう。 「なかよし」と言えばあさぎり夕というくらい当...[続きを読む]
皆さんは「ぴょんぴょん」という雑誌を覚えているでしょうか。 20年程前に小学館から発行され、残念ながらたった4年で「ちゃお」に吸収合併されてしまい、そのため雑誌の存在自体がごく一部の年代までしか知ら...[続きを読む]
かの古典「源氏物語」を少女漫画界の大御所大和和紀が漫画に書き起こした名作「あさきゆめみし」、学生時代古文へのとっかかりにと読んだ人も多いと思われます。オリジナルの雅な世界を豪華絢爛な絵で美しく再...[続きを読む]