イティハーサ
- タイトル:
- イティハーサ
- 作者名:
- 水樹和佳
- 発表年:
- 1986年
- 連載雑誌:
- ぶ〜け
- 出版社:
- 集英社
古代神話系SFドラマ。
神々とその信徒達の争いを主軸に、愛と世界を描く。
舞台は古代の日本。目に見えない神を信仰する小さな村の少年鷹野(たかや)は、ある日兄的な存在である青比古(あおひこ)と、一人の捨て子を見つける。その捨て子は透祜(とおこ)と名づけられ、鷹野は妹として透祜を育てる。成長し、仲の良い兄妹として生活していた2人。ある日威神(いしん)の徒党に村が襲われ鷹野、透祜、青比古の3人は逃げ出し、やがて目に見える神、亞神(あしん)の信徒達に助けられる。
*全巻セットの金額は変動している場合があります。正式な金額は、リンク先のサイトでご確認ください。
丁寧に描かれた恐ろしいまでに高い画力、構想に十数年もかけたという深く壮大なストーリー、初めて読んだときに衝撃が走りました。
一見、小難しそうで敬遠されがちですが、ヒロインが鷹野に兄以上の恋心を抱く様子等少女漫画的な要素も多くまた魅力的な登場人物のおかげで非常に読みやすい印象があります。(私は青比古が好き)心に深く残く刻まれた作品です。