おにいさまへ…
- タイトル:
- おにいさまへ…
- 作者名:
- 池田理代子
- 発表年:
- 1974年
- 連載雑誌:
- マーガレット
- 出版社:
- 集英社
高校受験を控えた生奈々子は、進学教室で講師のアルバイトをしていた大学生の辺見武彦に「自分のおにいさまとなって、文通してほしい」と申し出る。武彦はこれに応じたことで、奈々子との文通を始める。
そして、晴れて名門女子校・青蘭学園高等部に入学できた奈々子は、クラスメイト・信夫マリ子から、学園の特権組織で、選ばれた生徒のみが入会を許される社交クラブ・ソロリティの存在を聞かされる。自分とは無縁の世界と思っていた奈々子だったが、なぜかソロリティ会長にして生徒会長・一の宮蕗子の推薦でソロリティへの入会を半ば強制される。そこで、奈々子は露子から寵愛を受けるが、嫉妬した生徒たちからの嫌がらせを受けてしまう。そんな彼女の心の支えは、彼女に異常に執着するマリ子とソロリティの存在に反対する折原薫だった。さらに、全校生徒から「サン・ジュストさま」として憧れを一身に集めている朝霞れいもまた、奈々子に対して公平な態度で接し、時にはちょっかいを出してくるのだった。(Wikipedia)
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