スイッチ
- タイトル:
- スイッチ
- 作者名:
- 望月花梨
- 発表年:
- 2000年
- 連載雑誌:
- 花とゆめ
- 出版社:
- 白泉社
中学3年生の絅と梢。2人は持ち物を交換するなど、大の仲良し。先生全般が苦手な絅、担任の広田に恋する梢。
夕方、日誌を提出しに職員室へ行った2人は、広田の机の上に生徒からのラブレターが置いてあるのを発見。負けじと梢もその場でラブレターを書く。そこへ広田が戻る気配がし、隠れて様子を見ようという梢に渋々つきあう絅。
ラブレターを見つけた広田は一笑。その様子にショックを受けた梢が、物音を立ててしまい広田にばれそうになる。動揺した梢が棚にぶつかり、棚の上の段ボール箱が広田の頭を直撃。広田が気を失っている間に急いで逃げる2人。昇降口まで来たところで、梢の上履きが脱げてしまっていることに気付く。絅と交換していたため、上履きには絅の名前が書いてある。ますます動揺する梢をなだめ、先に帰るように言い、広田が気付いていないことを祈りながら、一人職員室へ戻る絅。そこに広田の姿はなかったものの、黒板に「忘れ物」と書かれており、そこには絅の上履きが。
翌日、学校へ行こうと梢を迎えに行くと、梢は頭痛で休むという。正直に謝ろうと決めていた絅は、沈んだ気持ちを抑えながら意を決めて広田に謝ると、広田は笑って許してくれた。それからというものの、絅は広田のことが気になって仕方がない。(Wikipedia)
*全巻セットの金額は変動している場合があります。正式な金額は、リンク先のサイトでご確認ください。