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演劇に目覚めた菜々子と踊りに夢を託す男たち。舞台にダンスにかける夢と友情、恋を熱く描いた代表作！

男勝りで意地っ張り、自称ひねくれものの斉藤菜々子。休日に原宿に行くのが大好き。ある日原宿で名も知らぬストリートダンサーの踊りを見て一目で恋に落ちるが、名前もわからないまま別れてしまう。
菜々子は、新しいクラスで学校のアイドル小林一樹と隣の席同士になる。おちゃらけた一樹の印象は最悪、最初は自分の不運を呪う菜々子だが、一樹のダンスの夢を知りまっすぐな姿を見て、心から応援するように。
ところが一樹はアイドルスター相本友理の大ファン。彼女こそは菜々子の双子の姉であり、幼い頃からかわいいお姉と比べられてきた菜々子のコンプレックスの元だったのだ。
相本友理との関係は一樹にだけは知られたくなったのに、それがばれてしまう。
そんな時に、菜々子は原宿のストリートダンサーＢと再会を果たし、男らしく強引で情熱的なＢに惹かれていく。

菜々子は姉へのコンプレックスをはねのけ、自身も演劇の世界に飛び込もうとするが。