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ベルサイユのばら

タイトル:
ベルサイユのばら
作者名:
池田理代子
発表年:
1972年
連載雑誌:
マーガレット
出版社:
集英社

フランス王国の貴族であるレニエ・ド・ジャルジェ将軍は、6番目の子供に男児を心待ちにしていたが、またもや女児。失望した将軍は姉妹の中で最も美しく生まれた六女に「オスカル・フランソワ」という男性名を付け、息子として育てて後継者にすることにした。オスカルは以後、軍人として厳しく育てられることとなる。

当時のオーストリア・ハプスブルク家は、フランスとの同盟関係を深めようとしており、マリア・テレジアは、娘マリーとフランス国王ルイ15世の孫との政略結婚を画策。
マリー・アントワネットはフランス王太子妃となり、近衛連隊長付大尉となっていたオスカルと出会う。

その後、王太子ルイが即位してルイ16世となり、フランス王妃となったアントワネットの推挙によりオスカルも若くして近衛連隊長に、階級も大尉から一気に大佐となる。

オスカルはそれをかさに着ることなく、アントワネットに良い王妃となるよう度々進言するが、アントワネットは異国の宮廷に溶け込めないなどの寂しさなどから国民の納めた税金で浪費する様になる。

アントワネットが王太子妃時代に知り合い、ひそかに想い合っていたスウェーデン貴族フェルゼンがアメリカ独立戦争より帰還。彼は以後、アントワネットの傍らに寄り添うようになる。オスカルも人知れずフェルゼンの事を愛していたが、実らぬ恋と知って身をひく。そして、自分を幼い時からずっと見守ってきてくれた幼馴染で従卒のアンドレ・グランディエに心惹かれていく。(Wikipedia)

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