オルフェウスの窓
- タイトル:
- オルフェウスの窓
- 作者名:
- 池田理代子
- 発表年:
- 1975年
- 連載雑誌:
- マーガレット
- 出版社:
- 集英社
貴族の愛人の子ユリウスは、女の子であることを隠し、生まれ落ちたその日から男として育てられた。それは、子を身ごもったまま捨てられた母が、男への復讐のため、いつかフォン・アーレンスマイヤ家を乗っ取るために仕組んだことであった。
ユリウスは幼いときからピアノを教え込まれていたため、レーゲンスブルクの聖ゼバスチアン教会附属音楽学校(男子校)に、少女であることを隠して入学した。
この学校には、ギリシア神話のオルフェウスとエウリディケの悲恋の物語になぞらえた言い伝えを持つ、「オルフェウスの窓」と呼ばれる古い窓があった。その言い伝えとは、「オルフェウスの窓」に立った男性が階下を見たとき、最初に視界に入った女性と必ず恋に落ちるが、その恋は必ず悲劇に終るというものである。
ユリウスは、この「オルフェウスの窓」で、同じ日に入学した奨学生のイザークと、また、上級生のクラウスと、別々のときに出会ってしまう。(Wikipedia)
*全巻セットの金額は変動している場合があります。正式な金額は、リンク先のサイトでご確認ください。